工業炉トップ塗装関連装置

前処理炉および液加熱装置(ガス燃焼式)

【説明】
前処理炉と前処理用液加熱装置。
薬液の加熱は「下焚き液層加熱」、「浸管加熱」
湯洗用(温水)加熱は「下焚き液層加熱」、「浸管加熱」や
「液中燃焼バーナ(63℃までの効率90%)」などの液加熱方式があります。

【補足説明】
前処理とは、塗装前に、被塗物の表面に付着、生成する異物を清浄除去したり、耐食性および塗膜の密着性を良くする処理。
脱脂、脱錆、被膜化成などに区分される。
代表的な工程は、脱脂(苛性ソーダ、炭酸ソーダ等)→水洗→徐錆(硫酸、塩酸等)→水洗→化成処理(リン酸亜鉛等)→水洗→後処理→水切り乾燥。


水切乾燥炉

【説明】
水切り乾燥は、ガス熱風式(直接・間接)乾燥炉や放射(遠赤外線・近赤外線)式乾燥炉があります。
特に乾燥炉の排熱を利用した輻射管方式は、経済的です。

【補足説明】
水切り乾燥は、前処理で被塗物に付着した洗浄水を乾燥させる工程です。


塗装室(粉体・溶剤系)

【説明】
溶剤系塗料の塗装ブースの他に、粉体塗装用ガンや専用ブース。

【補足説明】
特に粉体塗料は、有害危険な溶剤を使用せず、色替えも容易です。


塗装焼付炉(QUICK CURING SYSTEM)
遠赤外線パネル+熱風システム・・・ 溶剤系

【説明】
従来の熱風だけによる加熱方法と比べ、「遠赤外線(電磁波)と熱風」の併用によって、加熱効率がアップし、処理時間の短縮にもなります。
特に熱風ダクト式の遠赤外線パネルを使用する場合、脱臭装置の排熱等を利用すれば、燃料費を節約することも可能です。

【補足説明】
溶剤系塗料の焼き付けは、熱風処理と遠赤外線パネルの組合せにより、従来の熱風だけよりも速く、効果的に焼き付けが出来ます。


ガス大型赤外線バーナ+熱風システム・・・粉体系

【説明】
従来の熱風や電気ヒータ・ランプ等に比べ、ガス大型赤外線ヒータ(バーナ)をセッティング工程に使用すると、圧倒的に短時間で高温加熱できます。赤外線バーナの排熱も含めて、後半の熱風ゾーンで焼き付け終了させ、3分焼付も可能。

【補足説明】
粉体塗料や水性塗料は、熱風の前工程としてガス焚き赤外線や遠赤外線を組み合わせることで、急速加熱が可能になり、炉設備の短縮(コンパクト化)も可能になります。


触媒輻射パネル(サンキスサーモリアクター)+熱風システム・・・溶剤系・粉体系

【説明】
従来の熱風や電気ヒータ・ランプ等に比べ、触媒輻射パネル(サンキスサーモリアクター)をセッティング工程に使用すると、圧倒的に短時間で高温加熱できます。

【補足説明】
サンキスサーモリアクターは溶剤塗料・粉体塗料・水性塗料の種類に関係なく使用できます。


脱臭装置(直接燃焼式・触媒燃焼式・蓄熱式)と排熱利用システム

【説明】

・直接燃焼式:  臭気を高温で酸化分解します。
・触媒燃焼式:  触媒の酸化力を用いて臭気を分解します。
  直接燃焼式や触媒式の脱臭装置は、臭気分解後の排熱を熱交換器によって処理臭気の予熱に活用したり、水切り炉の低温輻射管に通すなどの熱利用ができます。
・蓄熱式  :  脱臭方式は直接燃焼式と同様ですが、内臓している蓄熱体により排熱を回収する省エネ脱臭装置です。

その他の塗装関連装置
紫外線式硬化装置

【説明】
紫外線硬化型の塗料を使用する場合に採用されます。


連続カラーコーティングライン

【説明】
ロール状の金属板を連続的に塗装し、焼き付けするラインです。


ハンガー焼き炉

【説明】
ハンガーに付着した塗料を焼くインライン式の炉です。